補助金対象製品を探しやすくするポータルサイト「カタログ補助金.com」を構築
株式会社ゼロプラス / 製造業支援・コンサルティング / 兵庫県伊丹市
プロジェクト概要
- 企業名
- 株式会社ゼロプラス
- 所在地
- 兵庫県伊丹市
- 業種
- 製造業支援/コンサルティング/中古機械販売/金属加工
- 支援内容
- ポータルサイト企画・設計・開発
- 支援時期
- 2025年8月〜
製造業支援の新しいサービスとしてポータルサイトを立ち上げ
株式会社ゼロプラスは、中小製造業に対する補助金申請支援やコンサルティング、中古機械販売、ロボット導入など幅広い支援を行う企業です。
現在は金属加工会社もグループに加わり、製造現場と経営の両面から中小製造業を支援しています。
今回ご相談いただいたのは「中小企業省力化投資補助金」のカタログ注文型に登録された製品を、より探しやすくするポータルサイトの立ち上げでした。
制度が広がり始めた早い段階からサービス化を構想し、「カタログ補助金.com」の企画・設計・開発を支援しました。
必要な製品になかなか辿り着けない
中小企業省力化投資補助金のカタログ注文型では、多くの省力化製品が登録されています。
一方で掲載されている情報量が多く、製造業の担当者が自社に合う製品を探そうとすると、目的の情報まで辿り着きにくいという課題がありました。
特に工作機械や製造設備では、同じものでも企業や担当者によって呼び方が異なります。
正式な製品分類を知らなければ検索できないサイトでは、せっかく情報があっても活用されません。
そこで「情報を掲載すること」ではなく、町工場の人が実際に探す言葉から製品を見つけられることを重視して設計しました。
大量の製品情報をデータベースとして設計
今回制作したのは一般的な企業サイトではなく、多数の製品情報を検索・閲覧するためのポータルサイトです。
そのため、まず製品カテゴリやメーカー、設備の種類などを整理し、今後掲載製品が増えても運用できるデータベース構造を設計しました。
ユーザーが条件を絞りながら製品を探せるようにし、個別ページでは製品情報を比較・検討しやすい形で整理しています。
単にページを増やしていくのではなく、製品データが蓄積されるほどサイトとしての価値が高まる構造を意識しました。
現場で使われる言葉まで検索設計に反映
検索機能では、製品の正式名称だけに依存しないことも意識しました。
例えば「マシニングセンタ」を探している人でも、
- マシニング
- マシニングセンター
- 加工機
など検索する言葉には揺らぎがあります。
こうした表記ゆれや関連する呼び方も考慮し、ユーザーが普段使っている言葉から目的の製品へ辿り着きやすい検索設計を行いました。
こうした部分は見た目には表れにくいものの、実際にポータルサイトを使ってもらううえでは重要なポイントです。
SEOも見据え、検索から流入する入口をつくる
ポータルサイトとして継続的に利用されるためには、サイト内で探しやすいことに加え、検索エンジンから見つけてもらえることも重要です。
そこで、製品カテゴリや個別ページの構造、ページごとの情報設計などSEOも意識して構築しました。
その結果、「カタログ補助金」の検索ワードで1位表示を獲得。
補助金について情報収集している企業や担当者が、検索を通じてサイトへ流入する入口をつくることができました。
単なるWebサイト制作ではなく、公開後に検索から継続的な接点を生み出せる状態まで見据えて設計しています。
情報サイトではなく問い合わせにつながるサイトへ
カタログ補助金.comでは、製品を検索して終わるのではなく、興味を持った設備について相談できる導線も設計しました。
ゼロプラスは補助金申請だけでなく、中古機械販売や設備導入など製造業への幅広い支援を行っています。
そのためポータルサイトを単なる情報提供メディアにするのではなく、製品を探している企業とゼロプラスのサービスをつなぐ接点として設計しました。
サイト公開後は検索を経由した相談や問い合わせも生まれ始め、ポータルサイトとしての運用が立ち上がっています。
実施内容
- ポータルサイトの企画・構成設計
- 製品情報・カテゴリの整理
- データベース設計
- 製品検索機能の設計・実装
- 表記ゆれを考慮した検索設計
- 製品詳細ページの設計
- Webデザイン・サイト開発
- SEOを意識したサイト構造設計
- 問い合わせ導線の設計
- 運用を前提としたサイト構造の設計
製造業の現場目線で「探しやすさ」と「見つけやすさ」をつくる
今回のプロジェクトでは、既存の情報をきれいに見せ直すだけではなく、製造業の担当者がどのように設備を探すのかまで考えながらサイトを設計しました。
多数の製品情報を整理し、検索できるデータベースへ変える。
さらに現場で使われる言葉の違いを考慮しながら、SEOによって検索エンジンからも見つけてもらえる状態をつくる。
その結果「カタログ補助金」で検索1位を獲得し、検索からの流入や問い合わせにつながる入口が立ち上がりました。
制度と製品の情報を、町工場が実際に使える形へ再設計したポータルサイト構築プロジェクトです。