工法開発を検討する担当者に向けたLPのメインビジュアル
2025.01〜

検索ニーズから設計した新規市場開拓プロジェクト

株式会社ダイプロ / プレス金型製作・工法開発 / 神奈川県相模原市

プロジェクト概要

企業名
株式会社ダイプロ
所在地
神奈川県相模原市
業種
プレス金型製作・工法開発
支援内容
リスティング広告運用/LP制作/ホワイトペーパー制作
支援時期
2025年1月〜

Webサイトの次は、狙った市場から案件を取りにいく

Webサイトの刷新によって、ダイプロの加工実績や技術を伝える受け皿が整ったことから、次のフェーズとして新規案件の獲得に取り組みました。

ただし、ダイプロが得意とするのは非常に専門性の高い工法開発です。

単純に「プレス加工」「金型製作」で広告を出しても、すでに加工方法が決まっている顧客との価格競争になりやすい。

そこで今回は、まだプレス加工を選択肢として認識していない開発担当者まで含めてターゲットを設計することから始めました。

「プレス加工」で検索しない人をどう捉えるか

想定したのは、大手メーカーの開発部門や新規事業部門で新しい製品や部品の量産方法を検討している担当者です。

例えば現在は切削でつくっているものの、

  • 量産したらコストが合わない
  • 加工時間をもっと短くしたい
  • この精度を保ったまま量産できないか

と悩んでいる。

ただ、その担当者自身はプレス加工の専門家ではないため「プレス加工会社」と検索するとは限りません。

そこで、加工方法ではなく顧客が抱えている悩みや量産時の課題から検索キーワードを設計しました。

「その課題ならプレス化できるかもしれない」という気づきをつくることを狙いました。

技術力ではなく「何が変わるか」を伝える

LPやホワイトペーパーでは「高精度なプレス加工ができます」といった技術者向けの表現だけではなく、プレス化によって顧客側にどんなメリットが生まれるのかを具体的に見せました。

例えば、

  • 切削からプレスへの工法転換でコストを60%削減
  • プレス加工で平面度30μmを実現

といった実績です。

工法転換の成功事例を数値で示したコンテンツ
製造コストやリードタイムの変化を、素材・業種とあわせて数値で提示

「プレスは大量生産向け」という一般的なイメージだけではなく、コストや量産性、高精度化まで含めて、実際にどこまでできるのかを数字と事例で伝えました。

加工方法を知らない担当者でも「自社のこの部品にも当てはまるかもしれない」と考えられるコンテンツを意識しています。

製品ごとに検索する言葉を変える

広告も一律には設計していません。

例えばEV関連製品であれば、その製品を開発している担当者が抱えそうな課題や、量産化の段階で検索しそうな言葉を想定しました。

「プレス加工」という技術側の言葉だけではなく、製品名や用途、コスト、精度、量産といった複数の切り口から検索キーワードを設計。

広告文やLPの内容も、それぞれの検索意図に合わせて調整しました。

製造業の技術を理解したうえで、顧客がどんな言葉で困りごとを検索するのかまで落とし込んだことが今回の運用のポイントです。

広告からLP、ホワイトペーパーまで一つの導線に

広告をクリックした先のLPでは、いきなり会社紹介をするのではなく、

  • こんな課題はありませんか
  • プレス化するとこう変わります
  • 実際にこうした加工を実現しています

という順番で情報を設計しました。

さらに、すぐに問い合わせをする段階ではない担当者向けには、工法転換や加工事例をまとめたホワイトペーパーを用意。

プレス工法開発の成功事例集ホワイトペーパー
検討段階の担当者に向けて、工法転換の考え方と加工事例をまとめた資料

広告で知ってもらい、LPで可能性に気づいてもらい、より詳しく知りたい人には資料を見てもらう。

新規案件につながるまでの接点を一つずつ整えました。

実施内容

  • リスティング広告の戦略設計
  • ターゲット・検索ニーズの整理
  • 製品・用途別のキーワード設計
  • 広告文の企画・制作
  • LPの企画・制作
  • 加工実績・技術情報の整理
  • 数値実績を活用したコンテンツ設計
  • ホワイトペーパーの企画・制作
  • 広告運用・改善

自動車以外の新しい市場から受注へ

ダイプロは従来、自動車関連メーカーとの取引が8割以上を占めていました。

今回の施策を通じて、自動車分野以外からも問い合わせが生まれ、住宅設備・建材関連のメーカーとの新規取引につながりました。

もともと自動車分野で培ってきたプレス加工や工法開発の技術を、別の市場へ展開するきっかけとなった取り組みです。

Webサイトで技術を伝える受け皿をつくり、その次に広告とコンテンツを使って「まだダイプロを知らない顧客」へ技術を届けるところまで設計したプロジェクトとなりました。

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