プレス加工の可能性を伝えるWebサイト制作
株式会社ダイプロ / プレス金型製作・工法開発 / 神奈川県相模原市
プロジェクト概要
- 企業名
- 株式会社ダイプロ
- 所在地
- 神奈川県相模原市
- 業種
- プレス金型製作・工法開発
- 支援内容
- Webサイト制作/コンテンツ制作/SNS発信
- 支援時期
- 2024年10月
社名変更を機にWebサイトを刷新
株式会社ダイプロは、神奈川県相模原市でプレス金型製作や工法開発を手がけるものづくり企業です。
金型の設計・製作だけでなく、複数工程にわたるトランスファープレスの量産開発にも強みを持ち、国内の完成車メーカーとの直接取引実績も豊富です。
今回、代表交代と社名変更のタイミングに合わせてWebサイト制作をご依頼いただきました。
同社には長年培ってきた高い技術力と豊富な実績がある一方で、その技術によって「何を実現できる会社なのか」がWeb上では十分に伝わっていませんでした。
そこで今回のプロジェクトでは、ダイプロが持つ技術や実績を整理し、顧客が具体的な加工の可能性をイメージできるWebサイトを目指しました。
「この製品もプレスでできる」を伝える
ダイプロの強みは、図面通りに金型をつくることだけではありません。これまで切削加工や単工程で製造されていた部品に対して、プレス加工による量産方法を提案し、工法そのものを開発できることにあります。
プレス化が実現すれば、生産スピードやコストの面で大きなメリットが生まれる可能性があります。一方で、顧客側に「この形状をプレスでつくれる」という発想がなければ、相談そのものが生まれません。
そこでWebサイトでは「高い技術力があります」と抽象的に伝えるのではなく、実際にどのような製品をプレスで実現してきたのかを具体的に見せることを重視しました。
約50〜60点の加工実績をコンテンツ化
社内のショーケースには、これまでプレス加工で実現してきた高難度の部品が数多く保管されていました。そこで約50〜60点の加工品を一つずつスタジオで撮影し、Webサイト上の技術コンテンツとして整理しました。
単に写真を掲載するだけではなく、使用素材・工程数・対象業界・加工の特徴などの情報とあわせて紹介しています。
実際の加工品を見ることで「こんな形状もプレスでできるのか」「自社のこの部品もプレス化できるかもしれない」と、顧客自身が具体的なイメージを持てる構成を目指しました。
技術を支える設備も見える形に
ダイプロには、高度な量産開発や金型製作を支える設備も揃っています。200tシングルクランクプレスや350mmストロークに対応する設備、最新型の3Dスキャナなど、一般的な町工場では必ずしも保有していない設備についても撮影し、写真と解説をWebサイトに掲載しました。
設備のスペックを並べるだけではなく、その設備がどのような加工や開発に活かされているのかまで伝えることで、同社の技術力や対応力がより具体的に伝わる構成としています。
また、国内完成車メーカーとの直接取引を重ねてきた実績も、同社の技術力や量産対応力を裏付ける要素として情報設計に反映しました。
Webを受け皿に、SNSで知ってもらう機会をつくる
今回の取り組みでは、Webサイトを制作して終わりではなく、技術や加工実績を知ってもらう入口づくりにも取り組みました。撮影した約50〜60点の加工品を活用し、Instagram、LinkedIn、Xでも写真とともに情報を発信しました。
Webサイトには、興味を持った顧客が訪れた際にダイプロの技術力や加工の可能性を理解できるコンテンツを蓄積する。一方でSNSでは、これまで接点のなかった企業や担当者にも技術を知ってもらう機会を増やす。
見てもらったときに魅力が伝わる受け皿と、そこへつながる入口をあわせて整えることを意識した取り組みです。
SNSから直接問い合わせにつながったわけではありませんが、技術コンテンツをWebだけに閉じず、複数の接点で発信していく試みとして実施しました。
実施内容
- Webサイトの企画・構成設計
- 技術・強みの整理と言語化
- プレス加工・工法開発の訴求設計
- Webデザイン・サイト制作
- 約50〜60点の加工品撮影
- 加工実績コンテンツの制作
- 設備撮影・設備紹介コンテンツの制作
- Instagramでの情報発信
- LinkedInでの情報発信
- Xでの情報発信
技術力を具体的に伝え、知ってもらう接点までつくる
今回のプロジェクトでは、ダイプロが持つ技術力を言葉だけで説明するのではなく、加工実績や設備を具体的なコンテンツとして見える形にしました。
さらに、Webサイトを情報の受け皿として整えるだけでなく、SNSを通じて技術や実績を知ってもらう機会も広げています。
顧客がダイプロを知り、Webサイトを訪れ、自社の製品に置き換えながら「これもプレスでできるかもしれない」と考えられる。技術の魅力が伝わる受け皿と、知ってもらうための入口を一貫して整えたプロジェクトです。